お知らせ

般若心経写経の会 2018.7

2018.07.21

西日本は大雨の被害による影響がまだまだ深刻な状況ですが、山形は空梅雨のまま盛夏が来たようです。床の間には、今の季節にふさわしい「波」の掛け軸を。

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お盆まで、ちょうど1ヶ月となり、今年も本堂脇の位牌堂に、大きな盆提灯を飾りました。提灯の灯りは、ご先祖様があの世からこの世に迷わずに帰ってくるための目印になるものですから、大きいほうがよいに違いありません。

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 写経の後のお粥膳は、夏野菜づくし。前日、米沢のお客様がわざわざ店にお立ち寄り下さって、自家栽培のお米と味噌を阿弥陀様にとお供え下さいましたので、今回早速お粥と田楽にして皆でご馳走になりました。

長谷川義史さんの絵本「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」や、それにちなんで作った「積み木の家系図」も披露させていただきました。

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自分の命は、それはもう到底数えきれないほどたくさんの命のつながりからできているのだということ。当たり前すぎて、つい頭から遠のいてしまうけれど、よく考えると今の自分があることは、奇跡のようなことなのです。

(お膳の左上から時計回りで)

・高野豆腐の生湯葉&大葉挟みフライ

・フルーツトマト

・焼き丸茄子の田楽

・豆腐とまいたけのすまし汁

・たくわんとちび胡瓜の塩麹漬け

・お粥

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*お粥の上にのっているのは、Aさんお手製の「切り梅」。硬い青梅を種から外して刻み、赤しそと混ぜて、塩と砂糖で漬けたもの。夏のお粥のトッピングに、絶妙な美味しさでした。

般若心経写経の会 2018.6

2018.07.13

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入梅まであと少し。庭では、つゆ草が紫色の花を咲かせています。本堂に集まって、般若心経をお唱えした後、席に戻り、塗香(ずこう)で身を清めてから、紙に向かいます。お粥膳をいただきながら、最近見た映画、画家熊谷守一さんの晩年のある一日を映した『モリのいる場所』の紹介をさせていただきました。山崎努さん扮する守一さんと、樹木希林さん扮する奥様の醸し出す夫婦の姿が、何とも言えないのです。お勧めです。

振り返りを読むと、昨年の6月の会でも、やはり隣の家まで伸びすぎた庭の竹を切るのに苦労しつつ、しっかり筍をすまし汁にして旬の恵みをいただいていて、なんだかおかしくなりました。この何気ない日常が、大変のようでいて、得難い幸せなのだと感じます。ひなた蔵を、9月に芸工大主催の祭典“みちのおくビエンナーレ”で、映画の会場として使っていただくことになりました。今回は、その芸工大の事務局の方も初参加下さり、にぎやかな会になりました。

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(お膳の左上から時計回りで)

 ・天麩羅の盛合せ

 (枝豆・とうもろこし・舞茸)としし唐の素揚げ

 ・蒸しナスの香味のせ(大葉・みょうが)

 ・(お膳の外)しおでのお浸し

 ・わらびの生姜醤油漬けと

 たくわんと麦みそ漬けたくわん

 ・振り筍と結び昆布ののすまし汁

 ・お粥

 

お浸しにしたのは“山菜の王様の”名にふさわしい「しおで」。すまし汁の振り筍は、八幡神社の裏で採った地ものです!

オレンジ色の麦みそ漬けたくわんは、Tさんからの差入れです。ご馳走様でした。

 

般若心経写経の会 2018.5

2018.05.25

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爽やかな風の渡る五月。緑がまぶしい季節になりました。朝一番に新幹線で来店され、偶然にもその日が「写経の会」の開催日だと知って、急きょ初参加下さった米沢のSさん。通常、前もってご予約いただいている「写経の会」ですが、お膳の用意がたまたま間に合い、参加をお受けすることが出来ました。出かける前にご主人が「日がいいから、仏具店に行くのは今日がいい」とおっしゃったのだそうで、その一言から嬉しいご縁がつながりました。その日は大安だったのですね。

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庭の花も日ごとに移り変わり、眺めるのが楽しみなこの頃。写経をする座敷の床の間には、庭のオダマキを、ひなた蔵の入口には、一輪だけ白い花を咲かせたオオヤマレンゲを挿しました。写経の後いただいたお粥膳。空に向かってすくすく伸びる筍やわらびの力を借りて、私たちのいのちも元気になりそうです。

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(お膳の左上から時計回りで)

・生揚げの煮しめの炒めきのこ添え

・焼きナスの香味のせ(おろししょうが・大葉・みょうが)

・(お膳の外)もやしと胡瓜のナムル

・わらびの生姜醤油漬けとたくわん

・筍とわかめのすまし汁(上には山椒の葉を)

・お粥

今回のすまし汁の筍は、またまたいただきものですが、庄内の湯田川産の地ものです!箸置きの花は、秋に種まきしたれんげ草。

 

般若心経写経の会 2018.4

2018.05.01

花の季節になりました。庭では、白木蓮、梅、桜が咲き、プランターからもヒヤシンスやら、ムスカリやら、チューリップが花を咲かせ、色とりどりにお迎えしています。今回は、初参加の方3人を交えての写経の会でした。ひなた蔵は、早くも”端午の節句“のしつらえです。この春出会った一冊の本「にっぽんの歳時記ずかん」の中の”端午の節句“の頁を一緒に紹介させていただきました。

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以前天童市旧東村山郡役所資料館でボランティアをなさっていて、今はご自宅でおひな様展を開かれている、今回初参加のTさんが、節句飾りの習わしや背景について、とても分かりやすくお話しして下さり、とても充実した時間になりました。ひとつひとつの飾りに、どんな歴史があり、それがなぜ飾られるようになったのかなどを理解出来ると、この本の通り「にっぽんの歳時記は、知れば知るほどおもしろいことばかり」で、日本に生まれたことが誇りになり、うれしく思えてきますね。

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(お膳の右上から時計回りで)

・つぼみ菜の黒胡麻和え

・なめこと豆腐のお吸い物

(刻みは大葉とみょうが)

・春キャベツときゅうりの一夜漬とたくわん

・お粥

・筍、きんかん揚げ、干椎茸、こんにゃく、結び昆布、人参、絹さやの煮しめ

(お膳の右上)いちご

(お膳の左上)ビスコッテイー2種…Sさんのお手製(桜の懐紙ともに沢山差し入れて下さいました。感謝!!)

 

煮しめの筍は、埼玉の知人Iさんが自宅の竹林で掘って送ってくれたもの。筍には雄と雌があり、片方ばかり掘ってしまうと筍が絶えてしまうので、注意が必要なんですって。知らなかった~。

 

般若心経写経の会 2018.3

2018.03.31

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殊更に雪の多かったこの冬。一時は、お蔵の下屋の扉が開かなくなるほど積もった雪もみるみる解けて、今はふきのとうが顔をのぞかせています。この度の会には、河北町のKさんが初めて参加して下さいました。

 写経の後は、ひな飾りをしたひなた蔵へ。3月3日~4日に行った6年目の「おひな様展」には、以前、“写仏の会”に参加された方々が、久しぶりに元気なお顔を見せて下さり、話に花が咲きました。生きているうちには誰にも、病気になったり、身近な家族を亡くしたり、ペットを亡くしたり、いろいろなことが起こります。この会を続けてくるうちに、いろんな方とのご縁がありました。かつて、入院でしばらくお休みしていた方が復活した時、ご飯の後に、みんなでお祝いの歌を歌ったことも懐かしく思い出された次第。

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本日の献立の“炒り煮のふき”は、いただきものの新庄で採れた水煮のふきです。瓶の中のふきの色があまりに綺麗で、思わず写真に撮ったほど。山菜の季節が待ち遠しいです。

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(右上から時計回りで)

・苺と“千鳥と桜のクッキー”

・天麩羅(ふきのとう・椎茸・ブロッコリー…)

・おぼろ昆布と結び昆布のお吸い物

・揚げ豆腐煮とふきの油いため

・お粥

・菜の花のお浸し

・たくわんとおみづけ

   

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いただきものには、「新庄のふきです。炒りものにどうぞ。春の味わいを一あしお先に…。」とのメッセージがついておりました!

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