
日本・中国・ベトナムなどで行われる節供で、五節句の一つにも数えられています。
『七夕』とは日本古来の豊作を祖霊に祈る祭と中国から伝来した『乞巧奠』(女性が手芸や芸能の上達を願う)や仏教の『盂蘭盆会』などが融合したものと考えられています。
何故、『七夕』と書くのでしょう。
お盆の行事の一環でもあったため、精霊棚とその幡を安置していたので古くは『棚機』や『棚幡』と表記されていたそうです。精霊棚や幡を安置するのが七日の夕方だったので、『七日の夕』で『七夕』とかいて「たなばた」と発音するようになったと言われています。
七夕飾一つ一つに意味があるそうで、吹流しは、織姫の糸をあらわし長寿を願い、紙衣は、病気災害を除く身代又は、裁縫や手芸の上達。折鶴は、家の長者の数だけ折り、家族の長寿を願います。短冊は、学問や書道の上達を願います。
その短冊ですが、願い事を書き笹竹に飾ることが一般的に行われていますが、この風習は、江戸時代から始まったもので、日本独特の風習なのです。中国では、五色の糸を飾ります。これも織姫の糸を表しているそうです。
日本独特と言えば、天の川を渡るのが牽牛ということですかね。古に男性が女性のもとへ通う通い婚が行われていた日本ならではでなないでしょうか。中国やベトナムでは織姫が天の川を渡るそうです。
こんな牽牛と織姫の出会いなんてどうでしょう。
白鷺の背に乗り愛する妻、織姫に会いに行く途中、天の川を渡る一艘の船を見つけた牽牛はそっと近づいた。
愛する夫、牽牛に会いに行く為に天の川を船で渡る織姫。
微かに聞こえる鳥の羽音に顔を上げるとそこには、一羽の白鷺が見えた。
船に近づいた牽牛の瞳に映ったのは愛しい妻、織姫の姿だった。牽牛は、白鷺の背中から船へと降り立った。
こうして二人は天の川を渡る船の上で会うことができました。
いかがですか?勝手な想像ですけど。




