お城の店長門屋

干支

 明けましておめでとうございます。読者の皆さんはどんなお正月を過ごされたでしょうか。今回は干支のお話しです。

 一般に干支といえば十二支を連想される方が多いかと思いますが、厳密には十干(じっかん)と十二支の組み合わせたものです。

 作られたのは今から3000年以上前の紀元前15世紀ごろ、古代中国の殷(いん)の時代とされ、日付を記録するのに利用されていたようです。

 ご存じのように十二支は十二種類の動物が毎年交代でその年の動物になるというものです。なぜ動物かというと字が読めない人たちにも覚えやすいよう動物を配置したそうです。

 日本に伝わったのは飛鳥時代以前といわれています。現在では雑節や二十四節気と結びついて各地で様々な行事が行われており、代表的なものに「初午(はつうま)」「土用丑(どよううし)の日」「酉(とり)の市」などがあります。

 ちなみに干支は中国と日本だけでなくタイ、モンゴル、東ヨーロッパにもあります。タイでは卯(う)(兎・うさぎ)は猫、亥(い)(猪・いのしし)は豚で、モンゴルでは寅(虎)が豹になるとか。

 今年は兎年。みなさんも飛躍の年になりますように。 

 (長門屋店主 笹林 修)

 十二種類の動物が毎年交代でその年の動物になるというのが十二支ですが、では、干支とは何かというと。字のとおり干支の「支」は十二支からきています。「干」はというと、「十干(じっかん)」という言葉からきています。十二支は「子丑寅卯辰巳未申酉戌亥」の十二個の記号をいい、「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」の十個の記号を十干といいます。この二つを組み合わせたものを十干十二支といい一般に干支と呼んでいるのです。日本では、十二支=干支という風に使われることが多いですが、厳密には別のことなのです。

 干支は今から三千年以上前の紀元前十五世紀頃の中国の(いん)で作られたとされ、日付を記録するのに利用されていました。

日だけではなく、年、月、時刻、方位の記述にも利用されるようになった。船舶航海に使われた「おもかじ」「とりかじ」と言う言葉は「卯面梶」「酉梶」からきてるとする説があります。卯は「東」酉は「西」の方角をさします。もともとは植物の成長過程を十二段階で表したものですが、動物の名前を当てはめることで、人々に親しみが生まれ、信仰の対象となっていきました。日本には仏教の伝来とともに伝わったとされています。

十二支は日本・中国だけではなくベトナム・タイ・モンゴルの東アジア、西アジア、東ヨーロッパの一部地域にも十二支の風習がありますがあまり知られてはいません。ただし、十二支の動物が若干(じゃっかん)違っているのです。インドでは、酉(鶏)はガルーダという神鳥で、アラビアでは、辰(龍)がワニ、

ブルガリアでは寅(虎)が猫になります。また、タイ・チベットでは卯(兎)は猫、亥(猪)が豚になります。ベトナムでは丑(牛)が水牛、未(未)がヤギ、卯(兎)が猫、亥(猪)が豚となり、モンゴルでは寅(虎)が豹となります。

 

 

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