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神嘗祭

神嘗祭(かんなめさい)』とは、天皇陛下が、その年に収穫された新穀を神宮の神様に捧げて五穀豊穣を感謝する祭事です。

(あま)(てらす)大御神(おおみかみ)が天上の高天原で新嘗を食したという神話に由来しています。八世紀初頭に成立した『大宝(たいほう)律令(りつりょう)』で国家の儀式として定められていました。

神宮では、神嘗祭と六月十二月の『月次(つきなみ)(さい)』を年中諸行事の中でも特に重要な行事として位置づけ『三節(さんせつ)(さい)』と呼び、この三節祭に『祈年祭(きねんさい)』と『新嘗祭(にいなめさい)』を加えて『五大祭』とも呼びます。神嘗祭はこの中でも最も重要な神事とされています。神宮の年中諸祭は全て神嘗祭に集約するように構成されていて、その為、神嘗祭は「神宮の正月」とも言われています。神宮では神嘗祭に合わせて祭器具・御装束を一新します。

神嘗祭は、伊勢神宮一社のお祭りですが、この日は宮中においても、「神宮御遥拝の儀」が行われます。

二十年に一度行われる神宮の式年遷宮(せんぐう)は、大規模な神嘗祭だと言われている。神宮では『大神嘗祭』とも呼ばれる。

 『神嘗』は「神の(あえ)」が変化したものと言われています。「()え」は食べ物でもてなすという意味の古語である。また饗は新穀を意味する(にえ)の転じたものという説もあります。

 

 

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