お知らせ

マイタウンあさひVol.227 長門屋コラム第4回

2019.10.06

9月30日発行のマイタウンあさひにて、長門屋のコラム連載第4回目が掲載されました。今回は、「珠数を持つということ」について。珠数のはじまりから現在の使い方について。葬儀や法事以外にもお持ちいただきたい珠数についてお話ししております。「マイタウンあさひ」は毎月30日に朝日新聞に折り込まれます。

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【祈りのある暮らし④ 珠数を持つということ】

珠数は、葬儀や法事に必要な持ち物として認識している方がほとんどではないでしょうか。持つきっかけは、ご自身で求めるほか、親御さんから成人や結婚のお祝いにいただく方が多いかと思います。珠数のはじまりはインドにあるといわれています。もともとは木や草の実をつなぎ合わせ、何度念仏を唱えたかを数えるための道具だったそうです。現在の珠数の素材は、菩提樹などの木の実から石や珊瑚、化石までさまざまで、木のものであれば、使うほど手になじみ、色ツヤが生まれます。正式なものの玉の数は108つ。この数は、大みそかの夜につく除夜の鐘でも知られるように、人間の煩悩の数です。珠数をよく見ると、大きい玉や小さい玉が混じっているのがわかります。玉の1つずつが108つの煩悩を司る仏さまであるとされ、人間のあらゆる煩悩を珠数が引き受けてくれるとされています。昔から「珠数はお守り」と言われるのは、玉には常に仏さまが宿っており、私たちを守って下さると考えられているからです。また天然石には、石そのものにも力が宿っています。例えば「翡翠(ひすい)」はストレスを解消する癒しの力を持ち、「水晶」は、邪気を祓い浄化する働きがあります。そう考えてみると、葬儀の前に慌てて珠数を求めるのではなく、大切な一生モノとして時間のある時にゆっくり選んでほしいと思うのです。お悔やみのシーンだけでなく、巡礼まいりや、旅行や、試験の時など、大切な時のお守りとしても一緒にお持ちください。(代表 笹林陽子)

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