最上三十三観音ご開帳【令和4年5月1日~10月31日】
2022.04.27
延期になっていた、「最上三十三観音ご開帳」が令和4年5月1日よりはじまります。
最上三十三観音とは、山形県の最上地方と村山地方にかかる巡礼地です。580年の歴史があるとされ、苦悩を広く救ってくださるという観音様への信仰とともに、長く続いてきました。何かの願いや、先祖供養など巡礼される方の想いは様々だと思います。巡礼に順番はありません。それぞれのペースで、巡礼していただき、手を合わせるひと時は日常とは違う安らぎを得ることができるかと思います。また、今年は延期していた「観音様のご開帳」もあわせて行われます。※10月31日まで
長門屋では巡礼用品を取り扱っております。ご準備にお役立ていただければ幸いです。
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おいずり 各¥2,530
御朱印をおしていただくもので、通常は着用はしません。御朱印で真っ赤に染まったおいずりは三途の川の通行料になると言われたり、死後の旅路に着けるものとされたりし、山形では棺に納める慣習が今も残っています。
おいずりは、背中の中央に「南無大慈大悲観世音菩薩」、右に年月日、同行二人と記します。左に住所氏名を記すことが多いです。同行二人とは、私と観音様が一緒にいますという意味です。
おいずりは下記の通りに自分に当てはまる色のものを選びます。
○両親のある者-中央を赤
○片親の者-中央を青
○両親のない者-白
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最上三十三観音御朱印帳 ¥1,500
御朱印をおしていただくものです。こちらは最上三十三観音巡礼専用のもので、すべての札所のおすがたが記されています。
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御朱印帳 各¥2,090
御朱印をおしていただくものです。こちらは中身は無地で、最上三十三観音巡礼に限らずお使いいただけます。店内にはこの他にも様々な御朱印帳を取り揃えております。
納札 各¥770~¥1,925
願いを込めて、各札所に納めるものです。巡礼の回数によって色が違います。
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御詠歌本 各¥1,500
御詠歌とは、その地の観音様にまつわる歌です。観音様の徳に触れ、またそれぞれの地域の情景が思い起こされるように感じます。黙読をする方もいらっしゃるようです。