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かわら版・コラム

マイタウンあさひVol.235 長門屋コラム第12回 よりよく生きる

2023.01.26

2020年5月発行のマイタウンあさひにて、長門屋のコラム連載第12回目が掲載されました。今回は、「よりよく生きる」ことについて。1年間の本紙連載を通して、「祈りのある暮らし」をテーマに「想い」を形にしてきました。そうした想いを受け取られ寄せて下さった感想や問合せ、ご縁など大変ありがたく思うとともに、形にして伝えることの大事さを身に染みて感じます。これからも私たちは、命のつながりに想いを馳せる暮らし、心豊かな生き方のお手伝いをしていきます。「マイタウンあさひ」は毎月30日に朝日新聞に折り込まれます。

マイタウンあさひ

【祈りのある暮らし⑫ よりよく生きる】

本紙に連載する機会をいただいて1年が経ちます。毎回思いがけない反応があり、その度に力をいただいてきました。初回に掲載した当店を描いたスケッチは、昔、店先でスケッチをされていた男性から、母が買い取ったものです。以来、額に入れて店内に飾ってきました。スケッチされていた男性というのが、マイタウンあさひに「お店スケッチ」を掲載している竹内敏夫さん。個展で初めて竹内さんにお会いすることができたのも、不思議なご縁です。「お仏壇という存在」(10月30日号)の後には、ある女性が来店され、「お友達が集まった際、皆さんで読んで『そうそう、そういうことなのよ』と共感したの」とお話しくださいましたし、写経会の様子を紹介した際にも、沢山の方に問合せをいただきました。自分の拙い文章から「想い」を受け取ってくださる方々がこんなにもいらっしゃることがうれしく、「想い」を形にして伝えることの大事さを身に染みて感じています。人の営みにはいつの時代も、人を想い、命に感謝し、未来を願う心がありました。亡き人を想う時、人生のうれしい時、悲しい時、苦難の時に、暮らしの中で手を合わせる場所を持つということは、時代が移り変わっても変わらない、よりよく生きるための本質の部分なのだと、改めて感じています。世の中の価値基準やライフスタイルが変化していく中で、私達はこれからも山形市の中心市街地のこの場所から「命のつながりに想いを馳せる暮らし」を提案し、心豊かな生き方のお手伝いをしていきます。(代表 笹林陽子)

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