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かわら版・コラム

長門屋の厨子

2025.03.01

厨子

●山形の厨子文化
ここ山形では、お寺の本堂周りに位牌堂があり、そこに家のお仏壇にまつるお位牌とは別にもう一つのお位牌を、「山形厨子」と呼ばれる豪華な入れ物に収めてまつる風習があります。位牌堂に行くと、楽器を奏でる天女や、柱に巻き付いた龍や、花鳥が舞う彫り物がついた歴代の黄金の厨子を一堂に見ることができます。その様は、菩提寺の仏様のお膝元にご先祖様がいてくれて、生きていく自分たちを見守ってくれることを望む気持ちの表れのようにも感じます。

お寺の位牌堂にまつられる厨子

お寺の位牌堂にまつられる厨子

●長門屋の定番厨子
「雲の上の天女が見守る黄金の山形厨子」と名付けた定番商品は、サイズ違いで3種類ございます。伝統的な黒塗りに金箔を施した極楽浄土を思わせる荘厳な厨子で、正面中央には極楽浄土で音楽を奏でる天女、左右の金の柱には雲の彫刻が施され、破風屋根の下部には豪華な五段のマス組が輝きます。
位牌を出し入れするガラス窓の縁取りは、青貝の粉を使用し、山形仏壇の職人の伝統的な技法で美しく仕上げました。ご先祖様を大切にまつりたいという願いが込められた逸品です。

厨子

●スタッフが現場を確認の上、見積提案いたします。
長門屋では、上記の定番厨子のご用意のほか、シンプルな春日型厨子、そしてオーダーメイドまで、様々なご要望にお応えします。
お打合せの後、スタッフが菩提寺を訪問し、現場を確認した上で、宗派や必要な仏具も合わせた見積もり提案をさせていただきます。既に厨子のある方には、位牌への追加の戒名書入れも承ります。
店頭には、商品ラインナップや準備のための手順を記したパンフレットをご用意しております。
お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

長門屋
山形県山形市七日町1-4-12
電話 023-622-2204

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