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かわら版・コラム

山大生・今松さんがやってきた!3日間のインターンシップで見つめ直した「働くこと」の意味

2026.09.18

明治44年の創業以来、七日町で100年以上にわたり仏壇・仏具・墓石を扱い、地域の暮らしや人とのつながりを見つめてきた長門屋。私たちは今年も、山形大学の1年次のプログラムの一環として取り組まれている「低学年インターンシップ(共育型インターンシップ)」に協力し、今松景さんを3日間のインターンシップ生として迎え入れました。

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未来の看護師を目指して大学で学ぶ今松さんは、今回のインターンシップを通じてどのような体験をし、どんな気づきを持ち帰ってくれたのでしょうか。そして、私たち長門屋のスタッフにとっても、若い世代の受け入れはかけがえのない刺激と学びの時間となりました。その充実した3日間を振り返ります。

 

伝統の仕事に触れ、自分の言葉で向き合った3日間


今松さんの3日間のプログラムは、長門屋の歴史や事業の体感から始まりました。 1日目は店内の案内を受けた後、珠数修理の実際の作業を見学・体験。社員がごく自然に、正確に作業をこなす姿を間近で見て、「経験の積み重ねのすごさを肌で感じた」と語ってくれました。

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2日目は金箔の見学や工房での仕事に触れ、その後は社員と「働く上で大切にしたいこと」をテーマに意見を交わしました。

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最終日には、スタッフと共に山寺を訪れ、午後はこれまでの体験を凝縮した成果発表会へと臨みました。30552_0.jpg

インターン前の今松さんは、中小企業に対して「規模が小さく、外部との関わりも少ないのではないか」というイメージを持っていたそうです。しかし、実際に社長やスタッフとの距離が近く、自分の意見や考えを自分の言葉で直接伝えられること、そして何より「規模が大きくないからこそ、地域の人々やお客様との深いつながりを実感できる」という、中小企業の本当の魅力を発見してくれました。

 

「働くとは何か」のアップデートと、未来への接続


今松さんが掲げた個人の目標は、「3人以上の社員からお話を伺い、働く人々のリアルな考え方や悩みを深く理解する」というものでした。結果として、長門屋の全メンバー8人に丁寧に向き合い、それぞれの仕事に対する誇りや葛藤に触れていただきました。


当初、「働くことは生活を成り立たせるために稼ぐこと」というイメージを持っていた今松さんですが、スタッフ一人ひとりの言葉に触れる中で、その定義を大きくアップデートしてくれました。 成果発表の中で、彼女は「働くとは、自分の大切なものを守りながら、自分と誰かの人生を豊かにしていくこと」だと表現してくれました。人とのつながりを大切にし、誰かの役に立ち、自分自身の人生も豊かにしていくこと。長門屋が掲げる「いのちのつながりを想う」という理念とも深く響き合う、みずみずしく温かい言葉でした。

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取締役の牧野は、次のように発表へフィードバックしました。

「今松さんが最初の仮説を持って色々な問いを投げかけてくれたからこそ、スタッフ側も『お金だけでなく、仕事にはこんな価値もある』と自分たちの価値観を見つめ直すことができました。これからの大学生活や、将来看護師として命に寄り添う道の中でも、その時々で大切にしたいものをアップデートし続けていってほしいです。」

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長門屋スタッフにとっても、原点を問い直すかけがえのない時間


学生を受け入れたのは今松さん自身のためだけではありません。私たち長門屋のスタッフにとっても、日々の業務に埋もれがちな「初心」や「働く意味」を鮮やかに問い直す機会となりました。
「一生働かなくてもよいくらいお金があったらどうするか?」といった、学生ならではのピュアな問いかけにハッとさせられたり、「上司や社長との距離が近い」という長門屋のありのままの良さを言葉にしてもらったことで、自分たちの強みを再認識することができました。

また、普段は何気なくこなしている珠数修理などの手仕事や日常のコミュニケーションが、外からの視点によって新鮮な価値として映ることを知り、伝える側のスキルや意識も大きく高まりました。


「地域に受け継がれてきた文化や伝統を守りながら、時代に合わせて形を変え、新しい魅力を生み出していく」 今松さんが3日間を通して見つめてくれた長門屋の姿は、私たちがこれからも大切にしていきたい会社の在り方そのものです。


たった3日間という短い期間ではありましたが、世代や立場を越えて互いの価値観を分かち合い、未来へ向けた新しい一歩を踏み出すような、濃密な時間を共に過ごすことができました。今松さんがこの経験を胸に、これからの大学生活、そして将来の夢に向かって力強く歩んでいかれることを、スタッフ一同心から応援しています。長門屋に温かい風を届けてくれて、本当にありがとうございました!

 

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