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ワークショップ

般若心経写経の会 2019.4

2023.01.25

桜が見ごろを迎えています。初参加の、寒河江市からいらしたOさん。一文字一文字ゆっくり丁寧に筆を進められ、気を込めた美しい字が並ぶ“般若心経”を書き終えたのは、もうほかの方々が食事の支度を終え「いただきます」が始まる頃でした。Oさんが字を書くことが好きになったのは、小学生の時に先生から「あなたの字はとても上手。」と褒められたのがきっかけだそうで、以来ずっと字を書く時は、その言葉を心にとどめてこられたそうなのです。小さい時にかけられる言葉の力の大切さを感じさせられました。

ひなた蔵では、端午の節句の支度が整いました。「端午の節句」が「菖蒲の節句」とも言われ、菖蒲湯に入って無病息災を願うのは、菖蒲を使って厄祓いをしていた名残りです。古代より、菖蒲は邪気を払い長寿がもたらされると知られてきました。柏餅は、柏の木は新しい芽がでるまで古い葉を落とさないという特長から「子孫がとだえない」縁起ものとして、全国的に食べられるようになりました。意味や由来を知ることで、男の子のいない家でも、我が家流の「端午の節句」をたのしむことが出来そうです。

写経

お膳

お膳

(お膳の右側から時計回りで)

・がんも・筍・蒟蒻・椎茸・結び昆布・人参・絹さやの炊き合わせ

・しめじとすくい豆腐のお吸い物

・お粥のウコギのっけ

・アマドコロのお浸し(白胡麻醤油で)

・蕪ときゅうりの一夜漬けとたくあん

・苺と紅茶のふるふる寒天ゼリー

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