ワークショップ
般若心経写経の会 2019.6
2023.01.25
梅雨入りの初日の雨の日。今回は、初参加の方や見学のみの方もおいでになり、15人での写経の会になりました。
床の間には、庭で色づき始めた紫陽花の花を。初参加のEさんが、庭で育てた花を切り花にして届けてくださいましたので、早速ひなた蔵の花瓶に加えて挿したところ、一層華やかになりました。
食後は、皆さんに“最近あったいいこと”をお話ししていただきました。
「娘から、仙台に世界の一流スケーターが集うアイスショーのチケットをプレゼントされ、行ってきました」との報告に「いいなー!!」の声が。Aさんの「なかなか痩せない」発言にすかさず、山寺でボランテイアガイドをされているというOさんから「痩せなさい 腹にしみいる 医者の声」の一句が飛び出し、更に、体重60キロ台の時代と胃の手術後30キロ台の時代を経験されたSさんからは、「あるものは減らさない」との含蓄ある言葉をいただくという、絶妙なリレートークが続きました。句を詠んだOさんは、以前八十八か所巡りに出かけた折、八十八枚写経をして持参されたとのこと。「御朱印というのは、ただお願いして押してもらうものではなく、写経を納めた印として戴くものなのですよ」とお話しくださり、何事も本来の意味を知ることの大切さを改めて思いました。更にもう一人のSさんが、「この時間この人たちが出会って一緒に過ごす確率は、実に1京分の1なんですって」とお話しくださいました。本当にそのことが実感できる充実した時間になりました。
(お膳の右側から時計回りで)
・ミニトマトの玉ねぎドレッシングサラダ
・油揚げとしめじと振り筍とスナップエンドウのお味噌汁
・雑穀いろいろ米入りお粥
・豆腐ハンバーグの玉ねぎ醤油ソースがけ
・納豆昆布入りだし
・茄子とピーマンの醤油麹炒め
・(お膳外)胡瓜の塩麹漬け・たくあん
・(お膳外)苺、浮島の金箔のせ