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般若心経写経の会 2019.5

2023.01.25

雲一つない青空の下、まぶしい光に照らされて美しく映える青もみじ。蔵の壁づたいでは、つる日日草が紫色の花を次々に咲かせて、見る目を楽しませてくれています。

今回は朝早くに、しばらくぶりのTさんから「参加します」との電話連絡が入り、うれしい気持ちでお待ちしておりました。食事の後、全員で一回りした近況報告で分かったことには、一時は心配だった旦那様の体調も落ち着いてきて、「朝5時半に眼が覚めて、“今日は写経の日だ”と急に思い立った」というのです。

Aさんからは、後期高齢者になって初めての車の免許の更新のための試験を受け、合格したばかりとの報告が。一時期は、目の病気であきらめかけていたそうなので、本当に良かったですね。

もう一人のAさんからは、娘さん夫婦が長年治療して授かったお孫さんを連れて県外から泊まりに来たというG.Wの報告が。迎えての数日はさぞやにぎやかで、見送った後はさぞやおくたびれになったことと思います。

一見明るく穏やかに見えるおひとりおひとりの心の内に、皆さん深い想いを抱えておられることが感じられ、お互いに元気や励ましをもらい合えた時間でした。

写経

お膳

お膳

(お膳の右側から時計回りで)

・春巻き(筍・もやし・人参・きぬさや・椎茸・きくらげ・春雨)からし酢醤油で。

・「甘果(かんか)」さんの上生菓子「カキツバタ」

・ヨモギの豆腐団子・人参・筍入りのお澄まし

・お粥

・豆腐の木の芽味噌田楽

・蕨とキャベツときゅうりの一夜漬けとたくあん

・アイコのお浸し(刻み胡桃かけ)

「甘果(かんか)」さんは、奈良や京都で修業されて、山形にUターンしたばかりの若い女性の和菓子職人さん。まだお店はないのですが、この日は特別にお願いして出来たてを届けてもらいました。紫から白へのグラデーションが美しい、特製の上生菓子「カキツバタ」。中は白あん。このお陰で、料理のグレードが一段上がったようでした。

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