ワークショップ
般若心経写経の会 2019.12
2023.01.25
皆さんに写経をしていただく慈光明院は、天台宗のお寺です。その天台宗の本山より、「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉が記された旗をいただきました。この言葉は、天台宗を開かれた伝教大師最澄のものです。天台宗のホームページには、以下のような説明が掲載されています。
「一隅とは、今、私たちがいるその場所。私たち一人一人が、自身の置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らすこと。一隅を照らす姿こそが光となり、その光が大きな輪となり世界を照らす」
今月、アフガニスタンで亡くなられた中村哲医師の座右の銘だったことを、この度初めて知りました。中村医師の功績はこれからも光を放ち世界へ広がっていくことと思います。
また、食事の時の近況スピーチでは、Oさんが「年を取ると、友人の中には買い物に行かれない人やご飯を作れない人も出てきますが、自分は足が丈夫で動けるので、時には買い物して友人の家を訪ね、料理を作って一緒に食べてくることもあるんです」と話してくださいました。Oさんの日常の行いが光となり、周りを明るく照らしているのに違いありません。
本年も写経の会を通じてご縁がつながり、お一人お一人のお話しからたくさんの気づきをいただきました。一年間、ありがとうございました。 新しい年が、よい年になりますように。
(お膳の右側から時計回りで)
・レンコン団子・しめじ・銀杏の葛仕立て
・たくあん、おみ漬け
・けんちん汁(味噌仕立て)
・お粥
・コロコロ蒟蒻煮(糸唐辛子)
・ゴボウのみそ炒め(白ごま)
・(左上のおちょこ)豆乳と甘酒のフルフル寒天ゼリーのりんごソースのせ