ワークショップ
般若心経写経の会 2019.10
2023.01.25
10月の写経の会は三連休というのに、台風が刻々近づいており、山形でも既に15時以降は電車の運休が決まっているという落ち着かない心持ちで迎えたこの日でした。それにもかかわらず多くの皆さんに予定通り参加していただき感謝申し上げます。
お膳には、頂き物を沢山使わせていただきました。初参加の方が、様々な旬の味に「何を食べても栄養になるみたい。」とささやいてくださり、うれしく思いました。食後の「最近あったいいこと一言回し」で印象に残ったのは、4ヶ月ぶりに参加されたYさんの話でした。秋彼岸と職場の社員旅行の予定が重なったYさん。お彼岸にはお膳をお供えしなくてはいけないし、両親やご主人のおまいりがあるからと、これまでは毎年断っていたそうです。しかし今年は息子さん夫婦に「自分たちがするから任せて。」と背中を押され参加を決意。心配しつつ出かけて戻ったところ、しっかりと代わりを務めてくれた上に、頼んでいかなかったお花まで取り換えてくれていたそう。「これからお仏壇のことは、自分一人だけの仕事にせず、任せるところは任せていきたい。」と笑顔で話してくださいました。ずっとYさんの背中を見てきた息子さんたちに、自然に伝わっていたんですね。
(お膳の右側から時計回りで)
・レンコンと舞茸のきんぴら
・紅もって菊と海苔のショウガ醤油和え
・なめこと豆腐のお味噌汁
・お粥
・たくあん・胡瓜と大根の塩こうじ漬け
・おろのき大根葉と大根のかき揚げ(Iさんの差し入れ)
・里芋の菊花散らしあんかけ
・(お膳外)・イチジクの赤ワイン煮(Oさんの差し入れ)・巨峯とシャインマスカット